子供の習い事、キックボクシングは何歳から通う事ができるのか、気になっている方は多いのではないでしょうか。
親としては、小学生ではまだ早いのかどうかも気になりますよね。
今回は、実際に小学生の子供をふたりキックボクシングジムに通わせている私が、キックボクシングを始めた年齢と、どんな効果やメリットがあるのか実体験をまとめましたので参考にしてくださいね。
目次
子供の習い事キックボクシング何歳からできる?小学生は早い?
現在わが家では、小学3年生(8歳)の長男と、1年生(6歳)の次男がキックボクシングを習っています。
幼稚園年少(3歳)の三男もやる気満々で家ではグローブをつけてパンチしていますが、実際に通わせるとなるとまだ先になりそうです。
キックボクシングジムには何歳から入る事ができるのか、また何歳なら効果を実感する事ができるのか、小学生を通わせている体験談をご紹介しますね!
何歳からできる?
現在わが家の長男・次男が通っているジムでは4歳からキックボクシングを習い始める事ができます。
ただキッズクラスとして週1回コースと週2回コースがあるなかで、4歳~5歳だと通えるのは週1回コースのみです。
週2回コースは小学生以上になってから選ぶ事ができます。
今のところ、見た限りではわが家の小学1年生の次男(6歳)が最年少のようです。
同じクラスでも大きい子は小学校高学年で、パンチとキックがものすごく強い5年生の女の子がいますよ。
ジム自体には4歳から入会できますが、キックボクシングはスポーツです。
やはりちゃんと指示が通らないとクラスが成り立ちません。
ひとくくりに「キッズクラス」であっても、ある程度コーチの言うことやルールが理解ができないと通うのは難しいかな、という印象があります。
そういう意味で、わが家の三男は間もなく4歳になりますがもう少し見送ろうかなというところです。
学校などで大人の話を聞く事や他の習い事に慣れていれば、小学1年生であっても決して早すぎるとは感じませんよ!
早く始めるメリットは?
わが家では特にプロを目指しているわけではなく、自宅で過ごす時間が増えたために、子供のエネルギーを発散する効果を狙って始めました。
そのため小学1年生で早すぎるとは思いませんでした。
ただ、真面目に取り組む事でより早く上手になりたいという場合は少し違うかもしれません。
指導を受けて要領をつかみ、即活かすのはやはり3年生の長男の方が早いです。
その点次男は特に何も考えずやる気と勢いのみで取り組んでいるので、楽しむ事がメインです。
エネルギーを発散させたいという目的にはピッタリで助かっています。
ですがもし「早く始める事でより早く色々な効果を実感したい」という目的があったら、ずれていたと思います。
効果がより早く出ていると感じるのは長男の方だからです。
目的によっては、早く始めればいいというものでもないのかもしれない、というのが親の体感としてあります。
エネルギーを発散させたい、楽しませたいという効果を望んでいるのであれば、小学1年生でも早くはないと思います。
ただ確実に、すぐに技術を習得する効果を実感するのが目的という方もいらっしゃいますよね。
それであれば、早くても小学校中学年ぐらいがいいのかもしれない、というのが実際に通わせた感想です。
キックボクシングを習わせて、実際に感じた効果やメリットはこちらです。
子供の習い事キックボクシング何歳からが効果的?
習い始めて1年ほどたち、わが家の長男・次男にはキックボクシングの効果だと思われるものがいくつか感じられます。
まずスポーツを習ううえで、体力向上はもっとも期待しがちな効果だと思います。
その点は、もともと男子の体力は底なしなので、特に変わったかと言われると正直分かりません。
最初に効果を感じたのが目に見える体つきで、これは次男の方に特に分かりやすかったです。
また、意外にも内面的な効果の方が大きいのでは?という体感がありましたので、ひとつずつご紹介して行きますね。
キックボクシングの効果①体格の変化
まず1つめが体格です。
もともと筋肉質で細身だった長男に対し、次男はまだまだ幼児らしさが残るような、少し丸い体つきでした。
ところがキックボクシングをはじめ半年もすると、お腹や脚に筋が入り、筋肉がうっすらと分かるような体になったんです。
もちろん、1年生という年齢も関係しているのかもしれません。
それでも、以前家で次男は、細い長男と並び「ぽっちゃりキャラ」を自称していたので、この変化には親子共に驚きました。
長男はもともと筋肉質だった事もあり、次男ほどの大きな変化はないものの、筋肉がついて来ているのが見た目にも分かります。
男子にとって、これは相当嬉しい変化のようです。
キックボクシングの効果②痛みに強くなる?
2つめは体だけでなく内面にも関する事です。
ケガをした際に大騒ぎしなくなったんです。
これまでもすりむいた程度であれば「お風呂に入れば治る」と信じていたのですが、絆創膏を貼ってほしい!と大騒ぎする事もしばしばでした。
ところが最近では、転んでケガをした程度では、もう報告すらしなくなりました。
学校ではケガをすると手当してもらっているようなのですが、担任の先生からの電話で初めて知る事がほとんどです。
そのため、数日たってから「そのかさぶたどうしたの!」となる事も多いんです。
遊び方がおとなしくなったわけではないので生傷は相変わらず絶えません。
それでも、足を捻った、手首を痛めたというようなケガは最近ではほぼ聞きません。
「痛みに強くなったのかも?」という印象です。
キックボクシングの効果③自主性が育つ?
3つめは、こちらも内面の事です。
毎週ジムに行くと筋トレタイムがあります。
全員で同じ筋トレを行うのでコーチから「今日は何をやる?」というような声掛けがあるんです。
こういう時に周囲を気にせず好き勝手に発言するのはいつも次男なのですが、長男が真っ先に提案する事が最近になって増えて来ました。
さらに周りの子に声を掛け、盛り上げて大変な筋トレを笑いながら終わらせてしまうんです。
スポーツなので、当然挨拶や大人に対する礼儀などはしっかり教わります。
それとあわせて、「自分の考えを相手に伝えたいという気持ちも育っているのかな?」と漠然と感じていました。
そんな時に小学校の先生からも「これまで周囲に譲ってしまう場面が多かった長男君が、自信を持って発言するようになった」と言ってもらえた事がありました。
もしかしたらこれもキックボクシングの効果なのかもしれません。
心身共に強くなってほしいという狙いがあって始めたキックボクシングですので、これは嬉しい効果でした。
まとめ
「子供の習い事キックボクシングは何歳からが効果的?小学生は早い?」と題してまとめて来ました。
すぐに技術を習得したり、こんな効果が表れた!と親子ともに実感する事が目的であれば、もしかしたら小学生でキックボクシングを始めるのはまだ早いと感じるかもしれません。
ただ、楽しみながら体を鍛え、同時に心も育っていく様子が見られるのは、小学生という幼さゆえの、親の醍醐味かもしれません。
わが家では心身ともに素敵な効果を感じる事ができていますよ!
子供の習い事としてキックボクシングを検討する場合は、ご紹介して来た年齢やメリットを参考にしてくださいね。