わが家では現在、8歳の長男と6歳の次男がキックボクシングを習っています。
実は格闘技を習わせる事を考えた際に、最初に体験に行ったのは空手教室でした。
結局空手はやめてキックボクシングに決めたきっかけからまとめましたので、参考にしてくださいね。
また、実際にキックボクシングジムに子供が通っていて、危険だと感じる事はあったのかどうか体験談もご紹介しますよ!
目次
子供の習い事キックボクシングは危ない?
格闘技と言えば「子供には危ないのでは?」という印象がどうしてもありますよね。
特にキックボクシングの基本はパンチとキックです。
もし当たってしまったら大きなケガにつながるのでは?と心配になってしまいます。
たしかに、子供のパンチとは言え相手も子供です。
仮に当たってしまったら大きなダメージがあるかもしれません。
ただ、1年ほどキックボクシングジムに通っているなかでは、今のところ子供同士で打ち合うような事は一切ありません。
対人でのスパーリングなどは、やはりある程度の年齢に達しないとそもそも行えないのだそうです。
子供でも、パンチやキックをする際はサンドバッグを使う事はあります。
コーチにパンチやキックを見てもらう時は必ずミット使用です。
ヘッドギアなども着用した事はありませんし、着用した人にパンチした事もありません。
そのため、何かしら体への影響が心配されるような事は今のところ一度も起こっていませんよ。
危ない体験談は?
人に向かって直接パンチやキックをする事がないため、そういった意味で「危ない」と感じた事はこれまでに一度もありません。
ジムではある程度の年齢層が「キッズ」とまとめて指導されています。
それでも同じクラスで人に向けたパンチやキックをしている子供の様子は見ていません。
子供たちも当然のようにミットやサンドバッグに向かって行っていますよ。
全力でパンチをしたからと言って手首が痛いというような事もなく、ミットを蹴って足を痛めた事、あざになった事もありません。
他の保護者の方に体験談を聞いても「危ないと感じた」「ヒヤっとした」というような話は出て来ていませんので、その点は安心しています。
上記の理由から、1年ほど通ってみて「キックボクシングは子供の習い事として安全」というのが体感です。
体の使い方が分かるようになって、ケガをしにくくなったのでは?と感じた事なら何度かありましたよ!
子供の習い事キックボクシングは空手とどっちがおすすめ?
わが家では、キックボクシングを習い始める前に先に体験に行ったのが空手でした。
格闘技を習わせたいと思ったのは「いざという時、身ひとつで対応できるようになってほしい」「心身ともに強くなってほしい」というのが大きな理由です。
子供たちの目的は「強くなる事」でした。
そこで近所で子供向けの格闘技教室を探したところ、評判が良かったのが空手教室だったんです。
ところが最終的に、わが家では空手ではなくキックボクシングを選んでいます。
どんな違いを感じたのか、それぞれの違いと、キックボクシングを選んだ理由をご紹介しますね。
専門的なキックボクシングと空手の違いではなく、「子供の習い事として」という事に焦点を当てた場合の違いと、感想をまとめたいと思います。
キックボクシングと空手の違いは?
まず最初に体験に行ったのが空手のキッズクラスです。
道着を着て並ぶ20人ほどの子供達の列に加わり、型を真似するよう言われました。
当然初めての事なのでまったく同じ動きはできませんが、そのまま10分程度まわりを真似する時間が続きます。
結果、子供の感想は「よく分からない」でした。
初めての子供にとっては「今何をしているのか?何のためなのか?」と終始疑問だったようなんです。
全体に向けた指示が多く、なかなか個人への指導がないために戸惑ったようでした。
一方のキックボクシングの体験ですが、まずこういったトレーニングをしますという説明から入ります。
トレーニング中の指示の多くは、対集団ではなく個人に向けてです。
「もう少し足を上げて」「まっすぐ力を入れて、こう」というように、流れながらではありますが声掛けは個人個人にされていました。
また、コーチと向かい合って1対1でのミット打ちの際の指示もあります。
そのため子供自身も「今自分は何をすればいいのか」がしっかりと分かっているのが見ていても分かります。
このような違いはあっても、どちらの教室も子供同士の関係はとても良好な様子でしたよ。
合間の時間には、上級生が下級生の追いかけっこに付き合ったり和気あいあいとしていましたよ。
キックボクシングがおすすめの理由は?
指導の内容が空手は対集団、キックボクシングは対個人としてのスポーツマンシップを学べる、というのが保護者としての率直な印象でした。
もちろん体験時間だけなのでほんの一部が切り抜かれた授業ではあります。
それでも子供自身も同じような印象を持ったことが理由で、わが家はキックボクシングを選択しています。
子供に合わせた指導をしてもらえたら嬉しい、という期待からキックボクシングを選んだというのが、保護者としての意見です。
子供自身にとっては、「全員で同じ動きを繰り返す」という空手教室の様子が、かっこよく感じた一方で「強くなれるのか?」という疑問があったようでした。
たしかに本人の目的は「強くなること」です。
そういう意味では全員同じ動きである事に率直に疑問を感じたのもうなずけます。
また、強くなる事が目的であれば対個人の指導の方がより良いのでは?とも思えました。
これらの理由と現在子供たちが毎週楽しく通う様子を見ていて、おすすめしたいのはキックボクシングです!
ただ体験に参加した際、空手教室は20人程度という人数だったのに対し、キックボクシングは5人ほどでした。
単純に人数の影響でそういった印象が強かったのかもしれないと、今となっては思います。
それをふまえても、シャドーボクシングなどの自由な動きを見ていても、キックボクシングを選んで良かったというのが最終的な感想です。
まとめ
「子供の習い事キックボクシングは危ない?空手とどっちがおすすめ?」と題して、体験談を中心にまとめて来ました。
どうしても危ないという印象がある格闘技ですが、子供の習い事としてのキックボクシングで危険を感じた事は今のところありません。
むしろ以前に比べケガをしづらくなった、ケガをしてもあまり気にしなくなったという印象の方が強いです。
空手教室の体験にも行ってみましたが、開始や終了時にはきちっと礼を教えてくれる点、子供同士の仲が良く楽しそうに過ごしていた点はどちらも同じく印象的でしたよ。
ただ、子供にとって「強くなりたい」という目的が大きいようでしたら、キックボクシングの方が本人にとっても分かりやすいのかもしれません。
お子さんの習い事を選ぶ参考になったでしょうか?